空想と現実と。エクセルシオの気ままなブログ。
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映画の感想
久々にブログの更新、映画の感想を書く。
とても楽しかった。書いていて。
ちょっと意外だったけれど、それも事実らしい。
まぁ、でも。だいぶスムーズになってきてはいるが。
まだまだ下手くそだと思う。

たとえば。僕は内容について深くは書けない。
具体的にあの場面がどうだったか、そこにはどんな意味があるかとか。
そういうものを、魅力的とか、印象的とか、感動的とか、
そういう言葉で片付けがちだ。

くわえて。
ぼくは映画を「形式」で観るのも好きだけど、
そういうのを言葉にするのは難しい。
たとえば、ティム・バートンとかリドリー・スコットとか、
そういう映像美のある監督の作品の良さを表現したりすることが。
幻想的とか、重みがあるとか・・・その程度なら書けるけどね。

好きな映画でも、感覚を上手く言葉に出来ないことがある。
逆に嫌いな映画ほど、すらすら言葉が出てきたり(笑)。

それでも。
自分をこういう形で表現できるのは大きな喜び。
それに映画はやっぱり好きなんだな。
書くこと、表現すること・・・それも伸ばしていきたいな。
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テーマ:今日の独り言 - ジャンル:日記

クラッシュ
≪映画感想「クラッシュ」≫

思ったよりも社会派の映画なんだな・・・というのが第一印象。
観るものに「人種」を感じさせる台詞の、多いこと多いこと。ただこれを人種差別を抱え続けるアメリカ固有の物語、と切って捨てられないことにこの作品の旨味あり。

人種という壁(それは大抵、人をステレオタイプな枠に括りつけてしまう)を通して映画の中で繰り返されるのは、「対立」のドラマ。そしてそうやって見えてくるのは、人種、主義主張、社会的立場、そいういったひとの表面を覆うものを超えて見えてくる、ありのままの姿。ひょんなことから、ぶつかり合うことになった人々の生きる姿がくっきりと炙りだされていく。・・・そこに引きつけられた。

よく出来た群像劇。
話をムリやり収束させるでもなく、並行に羅列させたまま終わらせるでもなく、文字通り"crash"・・・人と人とが衝突する瞬間を抽出しているのがお見事(少々、作為的ではあるによせ)。
どうしても人種を意識させる映画ではあるけれど、キャラクターの奥行きの深さによって、マクロな世界でも通用しようなスケールの大きな物語になった感もあり・・・といったら誉めすぎかな?

さて。
冒頭のドン・チードルのセリフ、それに呼応するかのようなラストが好きだ。
「街に出れば誰かと体がぶつかったりする。でも心がぶつかったりすることはない。みんな心を隠しているから。でも本当は触れ合いたいのさ。ぶつかって何かを実感したいのさ」
・・・この映画を観に行くために街を歩いてたら、そういえばふと同じ思いに駆られた。そういう思いは、どこでも同じか。

楽観的な映画ではない。暖かいエピソードもあれば、悲劇もある。それを分かつのは、なんだろう・・・。じわじわと後から来るものがある、秀作。

クラッシュ
ホテル・ルワンダ
≪映画感想「ホテル・ルワンダ」≫

映画の演出には、平面的で淡白な印象を受けたものの。
ぐいぐいと引き込まれるものがある。物語に強い力がある。

ルワンダの虐殺
100万人近くの人間が100日間で殺された。ルワンダの現在の人口は約800万人。・・・・そんな異常な状況下での主人公の勇気ある行動が素晴らしいが、映画は主人公を安易に美化しない。彼は多くの人を救うことになるのだけれど、そこに至るまでの過程が実に無理がない。

きっかけは、ただひたすら家族を守るため。
そしてホテルマネージャーとしての職業意識から。
・・・・その自然なことの積み重ねが、彼を動かし変えていき、やがて大きな結果を生む。等身大の英雄の物語。そこがとっても良かった。

さて。
「ルワンダの虐殺」が起こったのは94年。わずか12年前のことだ。僕もニュースで見聞きしたことを覚えている。劇中での、虐殺を撮影したカメラマンの台詞・・・「世界の人々はこの映像を見ても、怖いねと言うだけで、また何事もなかったかのように食事を続けるだけさ 」。それがとても痛い。
でも、これはたしかに僕らと同じ時代の陸続きの物語。こういう状況に対し、なにが出来るのか?なにをすべきなのか?・・・そう思わずにはいられないが、この映画は何かヒントをくれた気がする。

ホテル・ルワンダ

テーマ:ホテル・ルワンダ - ジャンル:映画

ジャーヘッド
≪映画感想「ジャーヘッド」≫

ユニークな戦争映画。
であると同時に普遍的な青春ドラマ。
この両義性が気に入った。

兵士であれど、ひたすら「待つ」こともある。
そこから生まれる退屈。フラストレーション。そういうものを淡々と折り重ねていく。日常的なディティールにこだわった映画。だから面白いのだが・・・そのせいか下ネタにも遠慮がなく(笑)、不倫、マスターベーション、あげくの果てには糞まで登場(苦笑い)。
でも不思議と下品さがないのが良い。しっかりとした演出&撮影、俳優の等身大の演技の賜物なのかな。淡々とした展開ながら、観客を繋ぎとめておくパワーがあるのも、お見事。

これは反戦映画ではない。しかし戦争の非情な側面も含め、ひとりの兵士から見た戦場をビビッドに描き出している。この映画を観て、いわゆる「戦場にやたらと出たがる兵士」の心理も少し理解出来た気がする。

戦場に行っても、繰り返される日常。
厳しい訓練を積み重ねても、自分の持てる能力を発揮できない苛立ち。

・・・普通の人々が持つような苦悩。戦争という状況下では、それらが余計にくっきりと見える。妙に共感してしまった。「タクシードライバー」「ファイト・クラブ」が好きな人には薦めたくなる映画。
(あれらにあるカタルシスを真っ向から否定した作品ではあるのだけれど)

ジャーヘッド

テーマ:ジャーヘッド - ジャンル:映画

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