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クラッシュ
≪映画感想「クラッシュ」≫

思ったよりも社会派の映画なんだな・・・というのが第一印象。
観るものに「人種」を感じさせる台詞の、多いこと多いこと。ただこれを人種差別を抱え続けるアメリカ固有の物語、と切って捨てられないことにこの作品の旨味あり。

人種という壁(それは大抵、人をステレオタイプな枠に括りつけてしまう)を通して映画の中で繰り返されるのは、「対立」のドラマ。そしてそうやって見えてくるのは、人種、主義主張、社会的立場、そいういったひとの表面を覆うものを超えて見えてくる、ありのままの姿。ひょんなことから、ぶつかり合うことになった人々の生きる姿がくっきりと炙りだされていく。・・・そこに引きつけられた。

よく出来た群像劇。
話をムリやり収束させるでもなく、並行に羅列させたまま終わらせるでもなく、文字通り"crash"・・・人と人とが衝突する瞬間を抽出しているのがお見事(少々、作為的ではあるによせ)。
どうしても人種を意識させる映画ではあるけれど、キャラクターの奥行きの深さによって、マクロな世界でも通用しようなスケールの大きな物語になった感もあり・・・といったら誉めすぎかな?

さて。
冒頭のドン・チードルのセリフ、それに呼応するかのようなラストが好きだ。
「街に出れば誰かと体がぶつかったりする。でも心がぶつかったりすることはない。みんな心を隠しているから。でも本当は触れ合いたいのさ。ぶつかって何かを実感したいのさ」
・・・この映画を観に行くために街を歩いてたら、そういえばふと同じ思いに駆られた。そういう思いは、どこでも同じか。

楽観的な映画ではない。暖かいエピソードもあれば、悲劇もある。それを分かつのは、なんだろう・・・。じわじわと後から来るものがある、秀作。

クラッシュ
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2008/11/19(水) | URL | #-[ 編集]
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